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うちの墓は納骨堂にある。祖父も祖母もそのお寺で葬儀をした。父の体調不良が長引く中、自分が父親の面倒を見ようと思いながら、父が亡くなる前から看取りをサポートしている人達に相談していた矢先だった。最愛なる父が自宅で息を引き取った。祖父も祖母も葬儀をした葬儀会社に相談したら、その葬儀会社の葬儀ホールに連れていく話しになった。俺は、自宅以外の所から父を移動させるのが嫌だった。棺さえ売ってくれればいいと言った。葬儀会場に連れて行くなら自分で父を火葬場に連れて行きたいと思った。その葬儀会社と何度も話をしても、自宅からまっすぐ火葬場には連れて行けないというし、檀家だから、他の葬儀会社を使ったら、父はその納骨堂には入れないという。それでは、葬儀会社の言いなりで、望んでもいない葬式をして、高額な葬式代を払うのかと言ったら、お葬式の費用は相談にのりますと、100万円以上の見積もりだった。とりあえず自分の周りに色々と相談してみた。看取りでサポートしてくれた方が行政書士会との繋がりで、先生方に相談してくれたのがきっかけで、市民のお葬式の方が来てくれたが、まず葬儀会社は信用できないのでと伝えた。後から追加費用が掛かるとか、かかるかもしれない費用があったら、今この場で言え。と伝えたら、祖父と祖母が葬儀をした葬儀会社と全然違うことを言った。困っているのであれば棺が必要なら売りますが、すべて自分でするなら止めないですど、友達に手伝ってもらって何かトラブルでもあるより業者を使った方が安全ですよと、何をわけわからんことをいう葬儀会社がきたかと思ったが、いくらかかるのか聞いたら、後からの追加費用なしで10万円以下だった。それ以上は後から払わないと何度もいったら、先払いでお願いしますといわれた。未だ不安だったが支払った。自宅はマンションだったので、棺を縦にしないと入らない。父を納棺後も、棺をたててマンションから出したが、それでも自宅から父を送り出したかったので、希望通りだ。出棺しても、未だ気持ちは別れられる心境ではない。まだ父を連れて行かないでくれと泣いた。市民のお葬式の人達は心が少しずつ落ち着くのを待ってくれた。何とか火葬場に着いた。父との別れだ。もし、生まれ変わることがあれば、貴方が父親であることを願う。そして俺は檀家をやめた。父のお墓も祖父、祖母のお墓も、納骨堂から出そうと決めた。自由が好きだった父親が、もっと自由でいられるお墓をこれからゆっくり考えようとおもう。
市民のお葬式
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